こんにちは!Keiです。
今回は「ハイハットの鳴らし方」に注目した、4つの実践的なバリエーションを収録しています。
8ビートにちょっとしたニュアンスを加えるだけで、リズムの印象はガラッと変わります。
細かいリズムを刻むパートなだけに色々なカラーを与えることができます。
跳ねたりイーブン(跳ねない)だったり、またリズムの息継ぎのような役割まで与えられます。
高音帯域である為セットの中でも良く抜けてくる音でもあります。意外?と重要な任務を与えられた楽器であるがゆえにしっかりと機能を覚えましょう。
それではいきましょう!
🔖このMIDIの特徴
- ハイハットの扱い方で、リズムのキャラクターが劇的に変わる
- 単なる8ビートから脱却し、ノリや空気感を加えられる
- どのDAWにも対応可能なGM準拠、ループ対応の4小節
🎧 活用アイデア
- シンプルな8ビートをちょっとだけおしゃれにしたいときに
- サビや展開でノリを変えたいときに、ハイハットだけ差し替えて印象を変える
- 打ち込みでも「叩いてる感じ」が欲しいときの参考に
🎶 ハイハットは「リズムの雰囲気」を決める鍵
ハイハットの鳴らし方を少し変えるだけで、リズムのノリや空気感が大きく変わります。
シンプルな8ビートでも、オープンやスウィング、ベロシティのニュアンスを加えることで、より「音楽らしい」リズムが生まれます。
一番細かいリズムを刻むので今演奏しているセクションがどんなリズムなのかを決定づける重要なパートになります。
また、ハイハットはドラムセットの中でも音価(音の長さ)を表現しやすいパートなのでアンサンブルの中で他の楽器とニュアンスを合わせるときに便利です。ハイハットを制するものはドラムを制する。と思ってます。
今回はその実例を4パターン収録しました。
🎧 デモ音源(SoundCloud)
実際のMIDI内容はこちらでご試聴いただけます(簡単なバッキング付き)↓
今回のパターン解説
ここでは収録したMIDIパターンそれぞれの狙いや使いどころについて解説します。
003_8Beat_HatOpen1_BPM100:ハイハットを開ける
4拍目オープンハイハットでリフト感を出す。4拍目の裏は他の楽器との呼吸を合わせるのにも役立ち、細やかながらグルーヴを生み出す力があります。シンプルなビートに一瞬の注目や印象を与えてくれます。
003_8Beat_HatOpen2_BPM100:1拍目だけオープンハット
小節の頭だけオープンハットにすることで、軽い開放感とノリをプラス。サビや展開にも使えます。また小節の頭に力強さを与え、アンサンブルを前に押し出す力があります。またクラッシュシンバルの代わりとして、さりげなく煌びやかな印象を与えることもできます。
003_8Beat_Hat Swing_BPM100:刻みを3連にしてスウィング感
ハイハットを3連符で刻むことで、キックとスネアはイーブンでもやや跳ねた感じになります。R&Bやファンクっぽいノリの演出に。ハイハットだけでここまで印象を変えることができるという例です。
003_8Beat_Hat Nuance Mix_BPM100:ランダムな強弱+オープン
ベロシティをややバラつかせ、オープンもランダムに挟むことで、より「人が叩いてる感」を演出する応用例。特に3拍裏などに入るオープンは裏拍を前面に押し出して感じられるタイミングです。ほんのりグルーヴィーな雰囲気を与える隠し味的存在。
📩 おわりに
「ハイハットは「細かいけど、印象を決める大事な要素」です。
少しだけ変えるだけで、曲のノリもグルーヴも変わります。今回のMIDIで、ぜひ自分なりの“気持ちいいリズム”を見つけてください!
今後もドラマー目線で作った実践的なMIDI素材を公開していく予定です。
感想やリクエストがあれば、お気軽にコメントでどうぞ!
それでは!<3
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