こんにちは!Keiです。
第9回のテーマは、「ブレイク明けを自然につなぐフィル&パターン」です。
ブレイクなどのあえて流れを止めてインパクトを与えるセクションでの有効なパターンの紹介です。
この後何が起こるの?という期待値を高めるもよし、あえて あれ?と思わせるのもテクニックとしてあります。
それではいきましょう!
🔖このMIDIの特徴
- リズムを「止める→戻す」動きを自然に演出
- 控えめだけど“通好み”のグルーヴが手に入る
- すべて4小節・ループ仕様、すぐに使えます
🎧 活用アイデア
- ブレイク後の“戻り”に自然なつなぎとして使用
- スネア連打を活かして曲の後半に勢いをつける
- イントロやアウトロで“落ち着いた印象”を演出
🎶 “無音のあと”をどうつなぐ?
曲の途中で一度リズムを止めて、そこからまた戻る「ブレイク」や「キメ」の場面。 ここでいかに自然に・かっこよくリズムに復帰するかが、初心者には意外と難しいポイントです。聞く人の期待値が高まっている状態でのビートの復帰、腕が鳴りますね。
今回は、そんな「ブレイク明け」のつなぎに特化したパターンを4つ収録しました!
🎧 デモ音源(SoundCloud)
実際のMIDI内容はこちらでご試聴いただけます(簡単なバッキング付き)↓
今回のパターン解説
ここでは収録したMIDIパターンそれぞれの狙いや使いどころについて解説します。
009_BreakFill1_BPM100:リズムを止めてから戻す
一瞬止まったかのように聞こえるフィルからの復帰。緊張感を作りたいときに便利。フィルというものは小節の終わりだけではなく頭に入れてもいいのです。AメロからBメロなどの曲中で“ハッ”とさせたい場面に効果的
009_BreakFill2_BPM100:連続スネアからの着地
スネアを連打してから通常のビートへ。派手さと分かりやすさを兼ねた設計。スネアロールは、視覚的にも聴覚的にも盛り上がりを演出できる王道手法。スネア連打で溜めたエネルギーを、直後のグルーヴでどう受け止めるかが重要です。次の小節がしっかりしていると、より映えます。
4小節目はわかりやすくブレイクにしています。ブレイクにしたくない場合は3小節目をコピー&ペーストしてください。
009_IntroOutroPattern_BPM100:イントロ・アウトロ用の安定ビート
曲の最初や最後に使いやすい、派手すぎず落ち着きのあるパターン。ブレイク後に押し出していくことで後の疾走感が変わってきます。派手な演出を避けつつも、「これから始まる」「終わる」という空気を自然に作るビート。
009_ReloadGroove_BPM100:緊張感を持った復帰ビート
ブレイク明けにしっかり感を出せるように設計した、ややタイトめのパターンです。ブレイクの期待値からあえてしれっとタイトな装いで緊張感を持続させる狙いです。爆発するような再開ではなく、抑えめに入ることで逆にリスナーの集中力を高める効果があります。静けさの中にある張り詰めた空気を演出できます。
📩 おわりに
ブレイクやフィルのあとのつなぎに自信が持てるようになると、曲全体の流れに説得力が生まれます。
今回のパターンを活用して、あなたの楽曲に“自然な展開力”を加えてみてください!
今後もドラマー目線で作った実践的なMIDI素材を公開していく予定です。
感想やリクエストがあれば、お気軽にコメントでどうぞ!
それでは!<3
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